慶應アメフト部主将、電通のコピーライター、プルデンシャル生命保険の最年少営業所長、ハリウッド俳優――。多彩なキャリアを経て、現在は「CELLA.」を中心にヘルスケア事業を展開している芦名勇舗さん。今回は、芦名さんの学生時代、CELLA.の概要、芦名さんご自身が行っている筋トレ、「やりたいことをやれ」というメッセージの背景について伺いました。
【目次】
【第1章】「漫画やゲームはやったことがない」野球中心の少年時代
【第2章】「ジムに通わなくてOK」。世界のどこでもダイエットできるCELLA.
【第3-1章】芦名さんの筋トレ① いつも鍛えているのは、この筋肉
【第3-2章】芦名さんの筋トレ② 筋トレしたくない日は、こうする
【第3-3章】芦名さんの筋トレ③ 実は、プロテインは飲んでいない
【第4章】明日があるとはかぎらない。やりたいことをやったらいい
【第1章】「漫画やゲームはやったことがない」野球中心の少年時代
― 芦名さんの自己紹介をお願いします。
現在(2025年1月)CELLA.、BVEATS、SAUNA XXなどヘルスケアやフィットネスを中心に事業を展開しています。私は慶應義塾高校、慶應義塾大学のアメリカンフットボール(以下、アメフト)部にてキャプテン、新卒で入社した電通でコピーライター、プルデンシャル生命保険では同社最年少の営業所長として務めた後、ハリウッドで俳優業を経験しました。それまでの「フィットネス ✕ マネジメント」の経験を活かし、日本に帰国してからはBVEATS株式会社を創業して健康的な生活の実現を手助けする事業を複数展開しています。最近ではYouTubeチャンネル「ASH RADIO」でフォロワーの皆さんからのお悩み相談にも答えています。
― プライベートでは何をして過ごすことが多いですか?
家族といろんなことを経験するようにしています。私にとって6歳の娘が成長していくことが初めてなので、家族みんなで旅行したり一緒に過ごしたりすることが多いですね。娘は今、公文やバレエ、バイオリン、スイミング、テニスなどの習い事をしていますが、子どもの毎日は変化や成長の連続です。その一つ一つを見守りながら楽しんでいます。
― 芦名さんご自身はどのようなお子さんでしたか?
実は、世の中の男の子がハマるような漫画やゲームをまったくやってこなかったんですよね。ファイナルファンタジー、ワンピースと言われても分からなくて。小学生の頃は6年間野球をやっていて、ポジションはご覧のとおり4番でキャッチャーでした。どんなスイング軌道からどんなボールが飛ぶのか、こうやって打った方がホームランが出るのになぜコーチはみんなに教えないのか、といつも野球のことばかり考えていました。
中学校に入学すると野球部からお誘いがあって一時的に入部しましたが、母から「プロ野球選手になるか、慶應に行ってエリートになるかを選びなさい」と言われて1年生の春で辞め、3年間帰宅部で受験勉強をしていました。
― 芦名さんは電通、プルデンシャル生命保険、ハリウッド俳優を経て、2016年から経営者として独立してBVEATS、SAUNA XX、CELLA.と事業を立ち上げていらっしゃいます。多方面の企業からヘッドハンティングやお誘いがあった中、社会人に戻ろうと考えたことはありますか?
ありません。ラクに稼げる方法やラクに人間関係を構築する方法、つまり「いかにラクに生きられるのか」を探し求めたら経営者以外に選択肢がなかったんです。
【第2章】「ジムに通わなくてOK」。世界のどこでもダイエットできるCELLA.
― 2024年に誕生したCELLA.は単なるダイエットではなく、テロメアを伸ばすことを目的にした、生活習慣の改善を行うヘルスケアコーチングプログラムですね。
CELLA.はノーベル賞を受賞した細胞研究にもとづいて開発されており、毎日の運動や食事、睡眠、水分、温活、柔軟といった生活習慣をデバイス管理するだけでなく、日々の「小さな約束」を達成することでダイエットが実現できる仕組みになっています。
1週間は168時間ですが、1時間のジムを週2回行う場合、1週間のうち約1.2%しか健康に時間を費やすことができません。生活そのものを変えることで、パーソナルジムに通う3倍以上のカロリー消費ができるだけでなく、体脂肪や老廃物の排出、肩こりや腰痛も解消できるとユーザーからご好評いただいています。フィットネス業界が抱えている課題から着想を得てトレーニングや食事を「教えること」から脱却し、場所や時間の制約なく「生活習慣に寄り添ったパーソナルなサービス」を目指しています。
そもそも私が人生を通して考えているテーマは「攻略すること」。例えば、学生だったら受験をどうやって攻略するのか、社会人だったら営業やクリエイティブをどうやって攻略するのか、親だったら子育てをどうやって攻略するのか。同じように、世の中の方々が30歳を超えても太らないようにするためには体をどうやって攻略しようかと考え、CELLA.を作りました。
では、なぜヒトの体は太ったり痩せたりするのか。それはシンプルで、消費カロリーが摂取カロリーを上回るか否かだけなんです。ところが、たいていの方は自分の消費カロリーや摂取カロリーがいくつなのかも知らない。それを見える化して運動や食事を管理するようになったら確実に体や健康を攻略できるようになります。
― ユーザーの皆さんからはどのようなお声が上がっていますか?
「仕事が忙しくてついダイエットを先延ばしにしてきた。正しい知識を教えてもらって順調に痩せられた」「他のジムに通っていたのに痩せなかった。私の生活に合った提案をもらったおかげで我慢せずに減量できた」というお声を頂いています。また、CELLA.のカリキュラムには血液循環を良くするためにストレッチがありますが、60歳の経営者の方から「タクシーを使わず歩く、食事に気をつけるなど妻が知らないところで努力をしてきた。自宅でCELLA.のストレッチをしていたら初めて『毎日頑張っているね』と褒められた」という微笑ましいメッセージを頂いたこともあります。
【第3-1章】芦名さんの筋トレ① いつも鍛えているのは、この筋肉
― このパートでは筋トレについて質問します。毎朝「今日のトレーニングメニュー」をX(旧Twitter)で投稿していらっしゃいますが、筋トレ自体はいつから始めましたか?
アメフト部に入った高校1年生の頃からです。当時は「体を鍛えなければならない」なんて思ったことはありませんでした。部活ではオリジナルの筋トレメニューをやらないと顧問や先輩から怒られるので「やらなければいけないもの」でしたね。高校から大学まではイヤイヤやっていました。
本格的に体を鍛えたいと初めて思ったのは社会人になってからです。クラブチームでアメフトをしていた頃、大学時代の試合だったら相手を倒せたのに、社会人になったら相手の体重が重くなっていて押すにも引くにも力が必要だと実感しました。
― 現在、どれくらいの頻度で筋トレをしていますか?
だいたい週4回で、筋トレだけで1回30分くらい。基本的にはビッグ3(スクワット、デッドリフト、ベンチプレス)を鍛えています。
― 筋トレした翌日は筋肉を休ませた方がいいという声も聞きますが、毎日行っても問題はないのでしょうか。
ボディービルダーでないかぎりは問題ないですね。そもそも筋肉を破壊するほど一般の方は追い込めていないはず。皆さんはボディービルダーが言っていることを真似しているんだと思いますが、彼らは腕だけで1〜2時間かけて鍛えているので、そのレベルでやっていなければ毎日でも大丈夫。部位分けしている方もいますが、ボディービルダーを目指していないなら、そこまでやらなくてもいいと思います。
【第3-2章】芦名さんの筋トレ② 筋トレしたくない日は、こうする
― 芦名さんご自身の好きな部位や「もっとこうしたい」と思う部位はありますか?
好きな部位という感覚はありませんが、全部イケてると思っています。課題を感じるところもそんなにありませんね。
― 好きなスポーツウェアブランドはありますか?
スニーカーではonが好きです。クッション性が高くて履き始めてから人生が変わったと言っても過言ではないくらい、歩きたくなります。ウェアでは「これがないとトレーニングできない」という状態をなくしたいので特にありません。
― 「今日は筋トレしたくないな⋯」という日はありますか?
あります。でもそんな気持ちはまったく問題ないと思っていて。ただ、気分と行動は別なので「やりたくなくてもいいから、とりあえずジムには行く」という感じですね。
― トレーニング中はどのような曲を聴いていますか?
特にこれといったこだわりはなくてYouTubeMusicでランダムに再生していますね。9割は洋楽でだいたいトップチャートに入っている曲を聴いています。
― 男性も女性も30代以降になると体に変化が現れ始めると言われています。芦名さんは20代の頃と比べていかがですか?
無理をしなくなりました。今でも高重量は狙うんですが、回数をやるようにしていますね。多くの方がおっしゃっている体の変化は単純に運動不足ではないでしょうか。体型が崩れてしまうのは年を取ったからではなく、昔よりも運動しなくなった、デスクワークが増えた、歩く時間が短くなった。つまり、消費カロリーが少なくなっているだけのように思います。中間管理職になって、タクシーで移動したり営業で外回りしなくなったりして活動量が減っているのではないでしょうか。
【第3-3章】芦名さんの筋トレ③ 実は、プロテインは飲んでいない
― 芦名さんは筋トレをした後、プロテインは飲んでいますか?
飲んでいません。シェイカーを持ち歩いたりするのが面倒なんですよね。
― ジムでしっかり摂っていらっしゃるイメージがあったので、意外ですね。食事で気をつけていることはありますか?
まず、普段の食事でタンパク質を多めに摂るように心がけていますが、鶏肉か魚か、脂身が多いか少ないかは気にしていません。次に、ベーコンやソーセージといった加工食品を食べないようにしています。今はお酒も飲んでいませんね。さらに、食材の質に気をつけていて野菜はオーガニックのものを買っています。
― 仕事が忙しくてランチを食べられない時、コンビニに行くとしたら何を買いますか?
コンビニで食べ物は買いません、水とお茶しか。会議が続いている時などは干し芋やナッツでごまかしています。
― 食事を抜くと筋肉が減りやすいと聞いたことがありますが、夕食でリカバリーするなどしていますか?
がんじがらめに「食生活はこうあるべき」とは考えていません。何をするにしてもリラックスした状態でできることが一番パフォーマンスが続くので、自分で足かせを作らないようにしています。
― 外食する時はどのようなお店を選んでいますか?
和食が多いです。その中でもタンパク質と味噌汁が食べられる定食を選んでいます。
【第4章】明日があるとはかぎらない。やりたいことをやったらいい
― 芦名さんは男性として強くあることに関して感性が研ぎ澄まされていて、ストイックさを感じます。
そもそもアメフトや野球をはじめとするスポーツの経験が大きいと思います。上手くいく時はやる前から上手くいくと確信しています。野球でもヒットが出る時、バッターは打席に入った瞬間に打てると思っているし、ピッチャーなら投げる前から打ち取れると思っている。営業でも、売れる営業は売れる顔している。そういうところで勝負が決まる気がするからこそ、いつも自信のある振る舞いを心がけています。
― 今後、芦名さんが挑戦したいことをお聞かせください。
今は3つあり、1つ目が「身体の攻略」、2つ目がもっとラクに稼ぐための「経済の攻略」、3つ目は「音楽の攻略」です。3つ目の詳細はまだ決めていませんが、講演のご依頼が多い中、いつも私と参加者の皆さんが1対100で集まっていてミュージックライブと同じだ、登壇しているところにエンタメを加えたらさらにおもしろくなるだろうな、と。私が音楽に足を踏み入れたい理由、一つは人前に出た時は絶対に勝てるから。それで俳優になろうとアメリカに行きました。もう一つは本当は俳優よりも歌手になりたかったから。今はまだプロのレベルに及びませんが、やりたいことは間違いなく音楽だし、やりたいことはやった方がいいから。
― YouTubeチャンネル「ASH RADIO」では1300本以上の動画を配信していらっしゃいます(2025年1月現在)。フォロワーの皆さんからよく頂くお悩みは何でしょうか。
「上司がこうです、会社がこうです。芦名さんだったらどうしますか?」という環境に対するご質問が多いですね。皆さんのご年齢までは分かりませんが「芦名さんには変えられる力があるはずだから、こんな時どうしますか?」と聞いてくる方や、「芦名さんから回答をもらえたら元気になる」と喜んでくださる方もいらっしゃいます。ASH RADIOのテーマは「愛とユーモア」。「それはそれでいいんじゃないか」「やりたかったらやったらいいよ」と愛を持って回答することが価値なんです。
― 芦名さんだったらネガティブな環境を打破して突き進むはずだとフォロワーの皆さんは動画をご覧になっていると思います。一方「芦名さんみたいに体が大きくないし、大企業に勤めていない」とご自分の可能性に不安を感じている方もいらっしゃると思います。そんな方にぜひメッセージをお願いします。
自分がやりたいことをやったらいいんです。また、私の体格が羨ましいなら同じように20年間筋トレをしてみたらどうか。私が慶應卒で羨ましいなら同じように3年間死ぬ気で勉強したらどうか。私からすると「やっていないだけ。やったらいいじゃないか」と背中を押したいんです。それに人生は短いし、明日があるとはかぎらないのに「3年後には」「30歳までには」と先送りしていませんか?人生が死ぬまでの暇つぶしなら、やりたいことをやった方がいいんじゃないでしょうか。
― 芦名さん、お話をお聞かせいただきありがとうございました。
(企画・取材・執筆:佐野 桃木 写真提供:芦名 勇舗 最高顧問:Z)
● プロフィールはこちら「CELLA. 代表取締役CEO 芦名勇舗さん」
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