月額制パーソナルジム「KARADA BESTA(カラダビスタ)」やスマートミラー型オンラインフィットネス「MI…

【黄皓さん】人と健康をつなげたい。時間・場所・金銭の壁を乗り越えジム市場を革新

月額制パーソナルジム「KARADA BESTA(カラダビスタ)」やスマートミラー型オンラインフィットネス「MIRROR FIT.」を手がける黄皓さんは、時間・場所・金銭といったジム業界の壁を乗り越えて「人と健康の間の距離」を縮める革新に取り組んでいます。今回は、各事業における挑戦や三菱商事時代に培ったご経験、学生時代の自己変革、筋トレへの取り組み、「経営者✕タレント」を目指す思いを伺いました。

【目次】

【第1章】三菱商事時代に掴んだグローバルキャリアと、新たな選択
【第2章】低価格競争が激化するジム市場。ハードルを突破する新戦略
【第3章】人と健康の距離を近づけたい。運動未参加層を取り込む仕掛け
【第4章】「甘えん坊からイケメンへ」。変貌を遂げた高校時代
【第5-1章】黄皓さんの筋トレ① 体への投資を考えたのは、10kg増えたから
【第5-2章】黄皓さんの筋トレ② やる気が出ない時は、ある行動をはさむ
【第5-3章】黄皓さんの筋トレ③ どんなプロテインを飲んでいる?
【第6章】「人と健康の間の距離を縮める」を軸とした事業の成長戦略
【第7章】経営者 ✕ タレントは難しい?でも、見たことのない景色を見たい

【第1章】三菱商事時代に掴んだグローバルキャリアと、新たな選択

― 黄皓さんのお名前は中国語で黄(ファン)・皓(ハオ)さんとお読みするんですね。

「皓」は月という意味で、私は中国の春分の日、1年で最も月が白く光ると言われる日に生まれたので両親が付けてくれたんです。

― すてきな意味が込められているんですね。そんな黄皓さんのご経歴をお聞かせください。

2009年に三菱商事に新卒で入社しました。就活当時は特段やりたいことがなく、社会のグローバル化が進む中で活躍できる、また父が営む貿易物流会社とも関わりが持てる環境を求めていました。商社はスケールの大きい仕事を手がけられるイメージが強かったため重厚長大な鉄鋼やエネルギーといった分かりやすい分野を志望し、結果的にステンレス素材を扱う部署に配属されました。はじめは問屋さん向けの裏方業務が中心でしたが、入社4年目には成果を認められるようになってAppleを担当することになりました。iPhoneやリンゴマークの素材に携わる中で、仕事が具体的な形になっていく実感を得ました。

その後、メキシコに駐在して自動車向けの重要保安部品であるネジやファスナーを担当しました。正直に言うと、興味が持てませんでしたね。「日本車のシートに使われているネジを担当しているんだ」と合コンで言っても盛り上がらないじゃないですか(笑)。実際は、メキシコにいるのに超日本人らしい取引をしていたんです。日本語でルート営業のコミュニケーションが続く毎日で「これって自分が求めていたグローバルな仕事なのか」と。父が体調を崩したこともあって「一度きりの人生をもっと有意義に過ごしたい」と決意し、2016年に退職しました。

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ミラーフィット株式会社代表取締役、4代目バチェラーの黄皓さん

【第2章】低価格競争が激化するジム市場。ハードルを突破する新戦略

― 三菱商事を退職後、どのようなキャリアを歩んだのでしょうか。

父の会社を手伝い始めた頃は商社での経験を活かして売上を伸ばすことができました。ただ、社員の皆さんが優秀だったため私自身が革新的なことをしているとは思えず、親の七光りに甘んじてしまうと危機感を抱きました。そんな頃、ボディメイクをしたくなってRIZAPでカウンセリングを受けたことが転機になったんです。「数ヶ月後にかっこいい姿になるなら100万円を払おうかな」と思いましたが「やっぱり高い。自分でジムを運営した方が安く済みそうだな」と、2016年9月にパーソナルジム「KARADA BESTA」を立ち上げました。

当時、業界最大手のRIZAPに倣ってあらゆるパーソナルジムが低価格競争を繰り広げていましたが「私みたいな資本のない会社は埋もれてしまう」と。そもそも、私は人と健康の間に存在する金銭的なハードルを取り除きたかった。そこで、2019年から月額3万円で全てのサービスを受けられるサブスクリプション型を導入し、一気に20店舗まで拡大しました。このモデルは日本の固定月収文化にマッチし、ユーザーの突発的な支出に対する恐れを軽減する仕組みになっています。

ただ、ジムの運営には「人」と「場所」という課題が常に存在していました。2020年に新型コロナウイルスの影響で外出が制限され、世の中の皆さんがジムに通えなくなったことを機にフィットネスのオンライン化を模索しました。その頃に出会ったのがビジネススクールでスマートミラーを研究していた現在の執行役員、舛永です。彼との議論を通じて「鏡」を使ったオンラインフィットネスの可能性に確信を持ちました。出会いからわずか4ヶ月で法人を設立し、新しいオンラインフィットネス「MIRROR FIT.」を始動しました。

【第3章】人と健康の距離を近づけたい。運動未参加層を取り込む仕掛け

― KARADA BESTA、MIRROR FIT. それぞれのサービスとユーザーについて教えてください。

KARADA BESTAは都心の一等地を中心に展開する通い放題のパーソナルジムで、30〜40代前半のビジネスパーソンや経営者、フリーランスを主なターゲットとしています。ユーザーの平均年齢は31歳で、仕事やプライベートを充実させながら健康への投資も重視しています。この年代は婚活や恋愛が活発な時期でもあり、見た目に対する関心が高いのも特徴ですね。しかし、都心に住む30代の平均年収が500〜600万円、手取り35〜40万円と考慮すると、従来のパーソナルジムのように3ヶ月で40〜50万円はハードルが高い。その点、月額3万円というサブスクリプション型のKARADA BESTAはコスパがよく、ユーザーの男女比は男性4割、女性6割です。

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通い放題のパーソナルトレーニングジム「KARADA BESTA」恵比寿店

MIRROR FIT. はスマートミラー型デバイスを使って自宅でフィットネスを体験できるサービスです。タッチパネル式の鏡に多彩なトレーニングコンテンツが映し出され、ユーザーはご自分の姿を確認しながら効果的にエクササイズを行えます。地方にお住まいでジムまで車で移動しなければならない方や、時間の制約が大きい主婦の方などを中心にご利用いただいています。平均年齢は40歳前後で、小さなお子さんを持つ方が多いです。ユーザーの男女比は男性3割、女性7割。男性ユーザーにはリモートワークをしながら効率的に運動したいと考えているビジネスパーソンもいらっしゃいますね。

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「MIRROR FIT. 」の縦型モニターなら、正しいフォームを確認しながらトレーニングができる

― 2024年9月にオープンした「HITORI WELLNESS」は、フィットネスと美容を融合した女性専用サロンですよね。
 
HITORI WELLNESSは地方に住む、なかなかご自分の時間が取れない主婦の方が通いやすいジムです。個室にはMIRROR FIT. が設置されていて500本以上のフィットネスコンテンツを受け放題。ヨガやピラティス、ストレッチ、ボクササイズなど、ユーザーの気分や目的に合わせたトレーニングができます。 さらに、仕事や家事、育児で忙しい女性の皆さんが心身の健康と美を追求できるサードプレイスとして最新の美容機器や高品質な基礎化粧品が使い放題なんです。

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「HITORI WELLNESS」では人気の美顔器も使い放題。頑張らずに続けられる女性専用サロン

― 現在(2025年1月)、MIRROR FIT. では「1億円超えのプレゼントキャンペーン」としてスマートミラーを無料で提供していらっしゃいます。

私たちは人と健康の距離を縮めるための挑戦を続けています。今回の企画もこの理念にもとづいており、スマートミラーは原価が高くてPRコストを含めると約2億円の先行投資です。ユーザーに24ヶ月間ご利用いただいてやっと利益が見込めますが、それ以上に日本の運動参加率がたった3%しかない現状を変えたいんですよね。現状の市場では、どんなサービスがローンチしても限られた3%の運動参加者の奪い合いにとどまってしまう。残り97%の方が「スマートミラーがタダならもらおうかな。鏡としても使えるし」「美容サービスもあるならちょっと行ってみたい」と気軽に運動を始められるきっかけになるように取り組んでいます。 

【第4章】「甘えん坊からイケメンへ」。変貌を遂げた高校時代

― 黄皓さんはお父様のお仕事で幼少期から中国と日本を行き来し、中学2年生の頃から日本の学校に通い始めたんですよね。どのようなお子さんでしたか?

現在とは真逆の甘えん坊で「別にこれで良くない?」という性格でした。学校のテストでは平気で50点や60点を取り、親に「なぜこんな悪い点数を取るの?」と叱られても「僕よりも点数が低い人はいっぱいいるよ」と返していましたね。今なら「自分よりも成功している人は沢山いる」「私たちの時価総額はまだこの程度だ」と上を見ていますが、当時は下と比べていました。

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「筋力トレーニングを始めたのは社会人になってから」と語る黄皓さん

転換期があったのは、高校時代。あまり評判の良くない私立中学校から推薦で進学校に行き、レベルの違いに愕然としたんです。みんな頭がいいし、育ちもいい。中学では金髪でカラーTシャツを着た怖い人ばかりだったのに、高校では女子のスカートの丈は膝より下だったし、ブレザーもネクタイもきれいに着こなす人ばかり。人種が変わったと気づいた瞬間「やばい、今までどおり過ごしていたら馬鹿にされる」と。先生からも「君がこんな進学校に入れたのは奇跡だから真面目に勉強しなさい」と言われ、一念発起して勉強すると成績が良くなりました。周りから「すげえ」と言われる嬉しさ、「落ちこぼれたらどうしよう」という怖さを思春期のど真ん中で味わいました。

― いつからご自分のビジュアルに気を使い始めたのでしょうか。

やっぱり高校からですね。中学生の頃はいたって普通でしたが、高校に入って背が伸びたせいか「あの人イケメンじゃない?」とイケメンキャラになったんです。私は自己肯定感を客観的評価で醸成してきたタイプなので自らイケメンだと思えず、周りから「かっこいいね」と言われるようになってから「明日もイケメンって言われるように頑張ろう」と意識が変わりました。

【第5-1章】黄皓さんの筋トレ① 体への投資を考えたのは、10kg増えたから

― 筋力トレーニングはいつから始めましたか?

社会人になってからです。学生時代はサッカー部に所属していて運動自体は好きだったものの筋トレはしたことがありませんでした。社会人になってもイケメンキャラでしたが「体に投資しなきゃ」とあせったのはメキシコ駐在の頃で、ストレスで10kg近く太ったから。さらに、父が倒れたことで「お金がいくらあっても健康は買えない」と実感したから。それ以来、8年間筋トレをやめたことはありません。

― 筋トレの頻度やトレーニングメニューを教えてください。

1回当たりMAX1時間、年間平均で週2回になるようにしています。減量期や体を作りたい時期は週3回。基本的にビッグ3の胸、背中、脚を順番に鍛えていますが、筋肉痛で歩けなくなるのは避けたいので脚の頻度は低めです。いつも打ち合わせの合間にKARADA BESTAでサッとやっています。ランニングなどの有酸素運動はカタボリック(筋肉分解)が起きるのであまりやっていませんが、よく散歩しています。

【第5-2章】黄皓さんの筋トレ② やる気が出ない時は、ある行動をはさむ

― ご自分の体で特にお好きな部位はどちらですか?

大胸筋、三角筋、上腕三頭筋です。上半身の胸や肩のフォルムはモテるので綺麗にしておきたい。ベンチプレスが好きで副次的に力が入りやすいためか、上腕三頭筋も発達しています。脚も服をスタイリッシュに着こなすのに欠かせないパーツですね。

― 反対に、これから改造したいとお考えの部位はありますか?

大殿筋です。お尻が小さくて女性と並んだら見分けがつかないくらい。お尻に筋肉があると脚力だけでなく、男性ホルモンにも大きな影響がありますよね。経営者には「オスとしての強さ」も必要だと考えているので鍛えたいです。

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― トレーニング中にお聞きになっている音楽はありますか?

SpotifyでEDM全般を選んでいます。トレーニング中だけは重低音MAXの爆アゲじゃないとダメなんですよね。アーティストでは「江南スタイル」で有名なPSYが好きです。普段はコブクロ、ミスチル、ミセスといったJ-POPを聴いています。

― 「今日は筋トレしたくない」という時はありますか?

あります。人間はサボり癖が付くので、筋トレしたくない日はMIRROR FIT. でストレッチをしています。そもそも、早朝からいきなりベンチプレス100kgをやるのはキツいですよね。そこで、日当たりのいい場所で3分間ストレッチすると体がポカポカしてくるし、気持ちがポジティブになってスイッチが入る。やる気スイッチが入らないなら、やる前に別の行動を一つ取り入れればいいんです。

【第5-3章】黄皓さんの筋トレ③ どんなプロテインを飲んでいる?

― トレーニングウェアでお好きなブランドはありますか?

特にありません。オフィスにいる格好のままジムに向かっています。先ほどもジャケットを脱いでユニクロのヒートテックで筋トレをしました。トレーニングを始めるまでのステップが多いとやりたくなくなるんです。スニーカーを持っていく、移動する、ウェアに着替えるとか。そういったペインから、オフィスで着られて運動もできるトレーニングウェアもプロデュースしています。私たちの取り組み全てが「人と健康の間の距離を縮める」という一点に集中していて、ブランド名も「ONCE A WEEK」という「週1回以上はこのウェアを着て自分と健康の距離を縮めよう」という意味を込めています。

― ビジネス上のお付き合いでお酒を飲む機会が多い中、どのように体型を維持していますか。

お酒が好きなのに制限するのはサステナブルではないのでビールの代わりにハイボール、ワインの代わりに焼酎といった工夫をしています。減量期ではお客様に「今日は飲みません」と正直にお伝えしています。

― トレーニング前後にプロテインを飲んでいますか?

飲んでいませんでした。人間はプロテインを飲まずともたくましい体を保てるはずだと思っていたし、シェイカーを持ち歩くのが面倒で。ただ、以前と比べて食べられる量が減ってコンビニのサラダチキンにも飽きてきたので「VITAS(バイタス)」というプロテインを飲み始めました。バナナ味やチョコ味などがあっておいしいし、ダマになりづらいんです。

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― 食事、運動、睡眠は健康を維持するために欠かせませんが、独自のルールはありますか?

食事では脂質を控えることを心がけています。本日のランチもおにぎり2つとサラダチキンというシンプルな内容。筋トレは週2回ですが、食事は週21回もあります。そのうち1回が脂っこい内容でも残りの20回でバランスを取れば問題ないと考えています。もともと鶏胸肉や納豆、豆腐、野菜といったヘルシーな食材が好きで、牛肉もカルビよりもヒレを選んでいますが、たまにマックやケンタッキーが食べたくなったら我慢せずに楽しんでいます。

【第6章】「人と健康の間の距離を縮める」を軸とした事業の成長戦略

― 既存事業での新たな挑戦など、今後のロードマップをお聞かせください。

MIRROR FIT. は、これまでエクイティによる資金調達に頼りながら開発を進めてきましたが、現在の市場環境を見るとエクイティを集め続けるのは難しいため、まずは黒字化を目指して自立した経営基盤を築く方針です。一方、創業当初から掲げている「人と健康の間の距離を縮める」という目標は変わりません。既存の運動参加者が離脱しない環境を整えるだけでなく、運動に参加していない皆さんを積極的に取り込んでいきます。

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人と健康の間に存在する時間、場所、お金という3つのハードルを解消することが私たちの使命です。その一例が先述の「HITORI WELLNESS」。自宅にトレーニング用の鏡を置けないなら、車でアクセス可能で月額8000円で美容と健康をケアできる空間を提供します。また、スマートミラーの普及は事業の成功の鍵を握っているもののユーザーに金銭的負担が伴うため、初期費用を0円にするなどハードルを下げる戦略も模索しています。資金繰りの安定化や製造コストの削減にも取り組み、広く普及させるための基盤を築いていきます。

最終的には上場も目指していますね。上場で得た資金を活用してスマートミラーの価値を高めるとともに、美容やファッションといった新たな領域でも人間の行動変容を促す事業を展開したいです。もともと鏡は「反射していること」が価値で、3000年以上も人間の生活に寄り添ってきたツール。そこに新たな付加価値を加えることで、人間の運動や健康への意識を根本から変えられると信じています。

【第7章】経営者 ✕ タレントは難しい?でも、見たことのない景色を見たい

― 黄皓さんはすでにテレビやメディアに出演し、SNSでも沢山のフォロワーがいらっしゃいます。今後も経営者とタレントの二足の草鞋でご活動になりますか?

元来、人と違うことが好きなんですよね。みんなが勉強している時は遊びたいし、みんなが遊んでいる時は勉強したい。経営者とタレントの二足の草鞋も無理だと言われるとやりたくなる。経営者 ✕ 文化人で活動している方はいても、人気バラエティー番組に出ている上場企業の経営者はいません。現在はまだどちらも中途半端で成功しているとは言い難いし、両立も難しいかもしれない。テレビでの発言やプライベートが事実の有無に関わらず会社に影響を及ぼしてしまうし、フォロワーが増える反面炎上もしやすくなる。でも、見たことのない景色を見てみたいんです。

― 「毎日の生活に疲れてしまった」「自分に自信がない」とお悩みの皆さんへぜひメッセージをお願いします。

昔付き合っていた女性に言われて衝撃を受けたのは「生きているだけなら家畜と一緒じゃん」という言葉です。今の時代にこんなことを言うと「ひどい!」と非難されそうですが、そうだよな、と。人間は呼吸しているだけでも、生きているだけでも尊い。同時に、人生は一度しかありません。来世もあると言われたらサボりますが、それでも来世はカマキリかもしれない。せっかく人間として生まれたんですから、最高の体験や喜怒哀楽を味わう人生を送りたいですよね。

現在、私は起業して初めて大きな挫折に直面していますが、そんなボラリティを味わえたことにも感謝しています。そんな面倒なことが起きない人生もいいし、私と同じように挫折を噛み締めながら突き進む人生にしたいなら、積極的に失敗していろんな経験をするといいと思います。

― 黄皓さん、お話をお聞かせいただきありがとうございました。

(企画・取材・執筆:佐野 桃木 写真提供:ミラーフィット 最高顧問:Z)

● プロフィールはこちら「ミラーフィット株式会社代表取締役 黄皓さん

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